東京都中小企業振興公社「中小企業人的資本経営支援事業」の事例紹介に掲載されました (ニュース)

(公財)東京都中小企業振興公社様が取り組む「中小企業人的資本経営支援事業」の事例紹介にシンシが紹介されました。
シンシは創業70年を超えるアクリル樹脂・プラスチック加工の老舗企業として高い技術力と実績を積み上げてきたものの、それが足かせとなり、時代の変化に対応できない企業風土が形成されつつありました。また従業員の高齢化と若手への技術継承も喫緊の課題でした。
このままではいけないという危機感から、髙島社長を中心に「人的資本経営」の側面から改革を進める中、(公財)東京都中小企業振興公社様が主催する「経営人財育成スクールNEXT(以下、「NEXT」)」に出会いました。
次世代プロジェクトが製造・生産管理・営業一貫で収益改善を実現
NEXTに参加すること1年、営業・生産管理・製造現場の要であるリーダークラスを中心に、管理職と同じ視点で経営を考える「次世代プロジェクト」を立ち上げ、価格改定、調達交渉、生産効率向上という全部署協力した取り組みが約5~6%の利益向上を実現し2024年、2025年2期連続黒字を達成しました。
いままで管理職にだけ開示していた営業利益や経営課題などを現場のリーダークラスに開示したことで、一人ひとりにコスト意識や問題意識が芽生え、みんなで変わろうという気持ちが生まれたことが大きかったです。
若手育成「5年育成計画」と若手主体の採用活動
新卒採用を始めて10年、20代が1/4を占めるシンシの次の課題は若手を早く一人前に育てることです。そこで次世代プロジェクトを中心に「5年計画」というロードマップを策定。1年ごとに習得すべきスキルを細かく設定し、評価制度と連動させることで評価のためだけでなく競争力を高める仕組みをとして整備しました。また教える先輩社員からOJTの見直しや職場環境、制度改革の声があがり、年間休日120日以上、入社時有休5日付与など働きやすい環境や、作業マニュアル作成など新人を迎え入れる準備が自然に広がり、人に教えることで先輩社員も曖昧だった知識を確認・整理できたことで会社の財産として蓄積され、会社全体の定着力向上や育成力向上にもつながっています。高校で行われる進路説明会では入社1~3年目の若手社員が参加し、入社してからどのように仕事を覚えていくのかリアルな働き方を高校生に伝える取り組みを進めており、毎年新卒採用ができています。
「主体的に考える」企業風土改革への挑戦は続く
70年以上続いた企業風土を変えることは容易ではありませんが、シンシの経営理念「全社員のより豊かで安定した生活を追求するとともに、法を遵守しフェアな企業活動を通じ、新技術・開発に努め、お客様の要望に応え魅力ある製品・サービスを提供し、長期安定的な成長・拡大を目指す」を実現するため、新商品開発をはじめ自らメーカー機能を兼ね備えた会社を目指しています。
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